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2008年 11月 27日
ショウウインドウを覗き込むのがすきだ。覗き込みすぎて 鼻を強打し鼻血を出したことがあった。その日も銀座の骨董屋を覗いていたら 後ろから「骨董好きですか?」と男の声。振り向くと二人の男が立っていた。 「好きですけど」答えるボク。「そうそうこういう若い人探してたんだよな」男は傍らの男に話しかけつつやにわに名刺を差し出した。骨董関係の本書いていて有名な人だ。雑誌の取材とやらでコレクションを見せてほしいとのこと。面白そうなので承諾、取材を受ける事になった。取材当日、皿だけでなくボクの人相も撮影。何人か一緒に掲載されるとのことだったので他の人はどんなものを載せるのか楽しみで、掲載雑誌が送られて来るのを待った。そして送られて来たページは、当時のトップスタイリストの原由美子さん、もう一人が「朝日ジャーナル」編集長時代の筑紫哲也さんだった。筑紫さん所持の壷は紛争の地エクアドルから運んで来られたそうでコレクションも1985年当時1000点程お持ちだとのこと。あの反骨の人が焼き物道楽だった事が以外だった。後には「陶芸家河井寛次郎は僕の永遠のヒーロー」などと言う筑紫さんの文章も目にし、ヒーローがあえて陶芸家と言ってはばからないその思考の柔軟さに増々好感を持ったものだった。11月7日、筑紫さんは亡くなられた。もっと元気で仕事を続けて頂きたかった方、本当に残念。 鷺絵の皿 江戸初期 雑誌に掲載のブチ割れ、キズもの、発掘品、しかし見事な筆の鷺の絵の皿。 こういう絵は自然の中で身近に鷺と暮らしてなけりゃ描けないんじゃないのかな。たぶん1978年くらいに青山の房州屋、伝説の骨董商小谷伊太郎氏より購入。
by galerienon
| 2008-11-27 00:03
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